早分かり!税金の基礎知識

雑所得の税金

 

税金には色々な種類がありますが、ジャンル分けをした際に、雑所得と呼ばれる扱いになる税金があります。雑所得とは、具体的には、所得税の課税所得の種類の一つです。これから紹介する所得に当てはまらないものが雑所得だと思っていただけるといいでしょう。

 

例えば、銀行にお金を預けた利子の所得、株の配当の所得、不動産に関する所得、事業所得や給与所得、退職金、山林所得、譲渡所得、他にも一時所得などがありますが、これらに当てはまらない所得を雑所得と言っています。

 

例えば雑所得に当たるのは年金、恩給といった公的なもの、そして最近はフリーランスで働いている人が多いですが、作家以外が上とっている原稿料、印税、FXなどの利益なども雑所得として扱われています。雑所得の合計金額が20万円以上になった場合には、確定申告をしなければいけないことになっています。20万円以下であるという場合には確定申告の必要はありません。雑所得意外に所得を得ているという人は場合によっては確定申告が必要になることもあります。

 

最近はインターネットビジネスが盛んに行われているので、その所得を雑所得として本来取り扱わなければいけないケースで、サラリーマンが確定していないバイアがあるので、注意しなければいけません。

 

雑所得にも税金がかかってきて納税しなければいけないことは義務付けされています。場合によっては雑所得であっても源泉徴収されていることがありますが、その場合には、確定申告の必要はありませんが、還付される可能性があります。