早分かり!税金の基礎知識

保険金と税金

 

生命保険や損害保険など、家庭では色々な保険に加入していると思いますが、その保険にかかる税金というのはどうなっているのでしょうか。

 

非課税になる場合と、課税の対象になるケースがあるので覚えておくと便利です。

 

まず交通事故などで降りた保険金の中には、治療費や医療費などがありますが、こちらは、非課税になります。見舞金に関しても非課税です。車両事故に対して降りた保険金に関しても、非課税の対象です。病気になったりした場合の医療保険の場合にも非課税になりますし、火災保険や盗難保険などの場合の保険金も非課税の扱いになります。

 

では生命保険で税金が課せられるケースというのは、どのようなケースなのかというと、一般的に、満期になった満期保険金には、所得税がかかりますし、保険金を受け取った人が本人ではなかった場合には、贈与税がかかってきます。

 

所得税は保険金を負担していた人と、受取人が一緒だった場合には、一時所得や雑所得扱いでかかってきます。一括で保険金を受け取れば、一時所得になりますし、年金で受け取った場合には、その都度、20%が源泉徴収されることになります。

 

保険料を負担していた人と、保険金を受け取った人が違っている場合には贈与税がかかりますが、こちらも受け取り方法によって扱い方などが違ってきます。一度に受け取れば、満期保険金額と他の贈与財産から60万円引いた額に税率がかかります。そして年金で受け取った場合には、定期金の権利の価額と他の贈与財産から60万円を引いて税率をかけた額になります。